本当の自分?

2005年6月29日
 色んな影響を受けていま、あたしは本当の自分を確認できた。

 
 ずーっと生い立ちからから振り返ってみた。
もともと父親に大事に愛されて育った。下の子とは年が離れてるから何年かは1人っ子みたいなもんだった。
母親はハイテンションのぶりっこちゃん。
親戚もあたしをすごくかわいがってくれた。
それゆえにあたしは大人とか男の人はみんな自分を可愛がってくれるものなのだと思っていたのかも。
それにぶりっこの母親の影響であたしもぶりっこが当たり前だった。それに典型的なB型のマイペースっ子だった。

幼稚園の時から好きな男の子にくっついてたり、みんなで手をつないで踊りましょうってことがあったらさりげなくちゃっかり好きな子の隣をゲットしてたりして。純粋に男の子が好きだったんだー。
でもそのうち、中学生くらいになると周りの女の子たちに「なに男子に色目使ってんの、男好き」って陰口たたかれいじめられたりもした。
今だったら「そのとーり。何が悪いの?♪」って開き直れるけどその頃のあたしは素の自分でいたらこの社会で生きられないって思った。だから周りの子観察して言動とか真似てみた。
そーするとなんとか何事もなく生きられるみたいだからそっちを選んだ。
それからなるべく女の子とも仲良くするようにして。

 でも違和感はあった。誰かが「あの子むかつく」とかいったら、みんな「そーだよね!あたしも思ってた」って変に団結してるの見てくっだらねーって思ってたし、あの頃の周りの子ってみんなと一緒が安心なんだ、ほんまくだらんとか思って、そーゆうの気にしない親友といつもつるんでた。
その子は愚痴も言わなければ、弱音もほとんどはかない子だったのでいつも2人で男の子の話とか楽しいこといっぱして一緒にいた。多分ずーーっと親友。

 そうやって自分の恋愛をかわるがわる楽しんではいたもののなるべく学校という社会から浮かないようにして過ごしてた。
そんな時に出会ってしまったんだ、あいつと。彼は見た目はかっこいいと言われてたけど変とか変わってるって言われてた。
あたしは好みでもなかったしむしろキザっぽくて興味ないって思ってたけど、ひょんなことから友達になり、その後衝撃を受けた。
「自分はこういう理想があって、こういう人を尊敬してて、これこれが好き。だからこういう生き方をする。」
って。自分にプライドを持っててそれ相当の努力をする努力家、それでいて情が深い。あたしは今まで感じたことがないくらい好きになりすぎてしまっていた。
それまでなんだかんだで一生懸命恋してたけど余裕があって、男の子なんてちょろいちょろい♪って楽しんでたのに、そんな余裕すらなくなって、どーしようもなくなってしまったんだ。
不安で、でも今までにないくらいのどうしようもないくらい満たされて幸せな感覚。運命だと思ったね。ずーーと一緒にいたいって思った。
 でも、その頃のあたしってその人が全てって感じだったから重かったと思う。今考えると続かなくて当然だなって。

そして今考えると、生きやすいように周りに溶け込もうとして本当の自分を閉じ込めてたあたしの隠してた本質を呼び起こす初めてのきっかけが彼だったのだと思う。

ちなみにあたしの親戚(父側)は、とにかく女は男に尽くして、
そこそこ稼ぐちゃんとした家の安定できる人と結婚してほしい。世間とか常識とか周りからはちゃんとした評価を得なければならない。
みたいな考えの持ち主なので、始めはその期待にこたえるべくがんばっていたのだけれどもそのうちそういうことを実際に手にしてみると、価値を感じていない自分にも気付いた。そこのところにかなりの違和感とかを感じていたの。だけどやっぱり期待に応えなきゃっていう義務感みたいなものもあって。葛藤してた。

その後さらにあたしの本当の気持ちを呼び覚ましてくれる人に出会うのであります。
 
  長くなるので続く。

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